青パパイヤとがん予防の最新研究
2025年 最新情報
世界中の研究機関で、青パパイヤに含まれる成分のがん予防効果が注目されています。
注目されている成分
ポリフェノール
赤ワインの約7.5倍。強力な抗酸化作用により、消化器系のがん予防効果が指摘されています。
イソチオシアネート(BITC)
岡山大学の研究で、大腸がん細胞の増殖遺伝子の働きを阻害することが明らかに。
ビタミンC
抗がん物質インターフェロンの生成を促進。115℃で15分加熱しても分解しない耐熱性。
主要な科学的研究
Nam Dang博士らの研究で、乾燥パパイヤ葉の抽出物が子宮頸がん、乳がん、肝臓がん、肺がん、膵臓がんなど広範な培養腫瘍に対して顕著な抗がん効果を示すことを報告。
重要:正常細胞には毒性がなかった。
パパイヤ種子抽出物が大腸がん細胞株でアポトーシス(細胞死)を誘導し、細胞増殖を阻害することを確認。
219人の固形腫瘍患者を対象とした臨床試験で、パパイヤ葉エキスを服用した群は血小板回復が64%(プラセボ群は48%)と、化学療法の副作用軽減効果を確認。
重要な注意点
これらの研究は主に培養細胞や動物実験での成果であり、人間に対する臨床試験や安全性の確認は現在も進行中です。
「青パパイヤに抗がん作用のある成分が含まれている」ことは研究で裏付けられていますが、「青パパイヤを食べればがんが予防できる」と断言するには、まだ科学的根拠が不十分というのが正確な現状です。
日常の食事に取り入れる分には、栄養価の高い食材であることは間違いありません。
参考文献
- フロリダ大学 (2010) - Nam Dang博士ら
- 岡山大学 - イソチオシアネート研究
- PMC (2023) - 大腸がん細胞株研究
- ASCO (2025) - 化学療法併用臨床試験
- メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター